学び方


学び方
 

(1) 人と自然に愛着心をもつために
◎ みんなで子育てができる場づくり

子どもが大好きな人,子どもとかかわりたい人,自然に集まる人,学び舎に集まる人,様々な大人とかかわり,家族の枠を超えて子育てをともにする場をつくっていきます。子どもの愛着心を育てるために,子どもへのかかわり方,言葉かけなどについても大人同士が学び合います。

◎ 自然体験の充実

開発段階ではありますが,山遊び,畑仕事,川遊びなど,様々な自然体験のイベントを行っていきます。畑で野菜づくりなど本格的に実践してこられている方のアドバイスのもとで,野菜作りや収穫体験をし,野菜を使った料理や,商品の開発など,活動を発展させることも視野に入れています。山・川遊びは,子どもの興味関心の宝庫。サバイバルな体験とともに,自分の好きを見つけ,自然の中で思い切り遊ぶ経験ができるよう企画していきます。

(2) 「自分の足で立つ」ために
◎ 子どもへのサポート

単発イベントだけでなく,定期開催で同じメンバーが集まれるような活動も行っていきます。
その中で,子どもたちの成長を見守り,自立に向けたサポートを行っていきます。

◎ 大人へのサポート

定期的な座談会や講座,個別コーチングや相談の機会を設け,子育ての悩み,大人自身の悩みをより良い方向へ転換させるようにサポートしていきます

(3) 自分の「好き」を知るために

 得意じゃなくてもいい。楽しいと思ったこと,心が躍ったこと,それが「好き」だということ。何ができなくても,あなたには価値がある。子どもの存在を受け止め,認めるメッセージを伝え続けることで,自分の好きを素直に認められるようになると考えます。そのためには,この主旨を理解した大人の存在が必要。子どもにかかわるスタッフがその姿勢をもって子どもと接するよう,共通理解の場をもちます。
 「好き」を知るためには,様々な経験が必要です。様々なプロジェクトを発足し,参加した子どもたちとともに,ゴールを目指しながら活動する中で,心が動くこと,やりたい役割等を見つけていきます。ゴール達成に必要な活動を通して,コミュニケーション力,企画力,実践力,必要な知識,技能等が身につくものと考えています。

(4) 「好き」を探求し,切り拓くために

 子どもは,好きなことをどこまで追い求められるのか,どこまで深められるのか,どんな方法があるのか,探求に関しては,あまりアイデアが思い浮かばない子もいます。探求の方法は多様にあります。知りたいこと,経験したいことに関して,詳しい大人(経験豊富な地域の方など)のサポートを受けながら深めていきます。
  体験的な学び,ものづくりにおいても,「危険だからできない。」「時間と手間がかかるからできない。」といった制限を外し,できる限り可能にします。

また,MIRAKOYAでは,好きを探求し,それを発信する・同志と繋がる・広げる・発展させるといった過程を,子どもたちの希望に沿ってサポートします。経験することで,視野は大きく広がります。
発信においては,「MIRAKOYA‐net」を開設し,子どもの探求をアウトプットする場をweb上で設けます。本人の希望によっては,SNSを活用した発信,繋がりづくりなどのサポートを行います。このことは,情報モラルについて学ぶ機会にも繋がります。
  web上だけでなく,イベント等の企画・運営・販売,そこでのアウトプットも計画します。